セルフネイルを手軽に楽しめるとして人気を集めているセリアのベースジェル。
しかし「セリアのベースジェルとは何か」「内容量はどのくらいか」「持ちは良いのか」など、
実際に使う前にはさまざまな疑問が出てくるかと思います。
特にジェルネイル初心者の場合、
「ジェルネイルのベースコートの種類や使い方がわからない」「ベースジェルを塗布しないとどうなるのか」という基本的な疑問から、
「ジェルネイルをベースコートなしでするとどうなる?」「固まらない原因は何?」といったトラブルについての不安もあるでしょう。
また最近では、ジェルネイルのベースではがせるタイプや1本で済ませられるジェルネイルベース&トップコートも登場していますが、
これらは便利な反面「ベース&トップコートは剥がれるのが早いのでは?」という声も少なくありません。
この記事では、トップコートジェルとの違いやベースコートとベースジェルの違いは何なのかを解説しながら、
「ベースジェルは何回塗りするのが基本か」「ネイルは何日で落とすのが理想的か」など、
セリアのベースジェルを快適に使うためのポイントを詳しくご紹介します。
この記事の内容
- セリア ベース ジェルの特徴や役割
- ベースジェルの種類や使い方の基本
- 固まらない場合の原因と解決方法
- 持ちを良くするための塗り方と注意点
セリアのベースジェルの基本情報と使い方
※画像はイメージです:100円ライフスタイル作成
セリアのベースジェルとは何?
※画像はイメージです:100円ライフスタイル作成
特徴
セリアのベースジェルとは、100円ショップ「セリア」で販売されているジェルネイル専用のベースジェルです。
通常のネイルポリッシュとは異なりジェルネイルは専用のLEDやUVライトを使って硬化させるタイプのネイルで、
仕上がりの艶や持ちが良いのが特徴です。
やはり太陽光が1番きれい。
今回もセリアのジェルです🫶
中指のお花はベースジェル(粘度が高い)を爪楊枝でちょんちょんつけたらできるよ~🏵️最近キャンドゥのジェルが気になる🙄 pic.twitter.com/TRVX45lUeb
— あやこ (@aya_jcr) February 28, 2023
効果
セリアのベースジェルは爪とカラージェルの密着性を高め、ネイルの持続力をアップさせる役割を担っています。
通常、ジェルネイルを塗る際にはまずこのベースジェルを塗り、その後にカラージェル、そして最後にトップコートを塗って硬化させます。
このベースジェルの工程があることで、爪を保護しながらネイルの密着度を高め、浮きや剥がれを防止する効果が期待できます。
セリアのベースジェルは価格が安いにもかかわらず使いやすさに定評があり、筆も適度な柔らかさで塗りやすいため初心者でも失敗しにくいのが魅力です。
注意点
ただし、セリアのベースジェルはあくまでもプチプラ商品ですので、プロ仕様のジェルネイルと比較すると持ちや耐久性では劣る場合もあります。
例えば、ネイルサロンやプロ仕様のジェルネイルでは持ちが3週間以上あるものも多いですが、セリアの商品だと1〜2週間で剥がれてしまうことも珍しくありません。
こう考えると、気軽にジェルネイルを試してみたい人や、短期間だけネイルを楽しみたい人にとっては十分な商品だと言えます。
ジェルネイルのベースコートの種類は?
※画像はイメージです:100円ライフスタイル作成
ジェルネイルのベースコートにはいくつかの種類があります。
主に「通常のベースジェル」「ピールオフタイプ」「ベース&トップ兼用タイプ」の3種類に分けられます。
通常のベースジェル
まず、通常のベースジェルは密着性が高く、ジェルネイルの持ちが良いのが特徴です。
仕上がりが美しく、しっかりとジェルが密着するため、数週間程度は持続します。
ただし、ジェルをオフする際には専用のリムーバーやファイルを使って丁寧に落とす必要があるため、手間がかかります。
ピールオフタイプ
次に、ピールオフタイプのベースジェルは、シールのように簡単にはがせる特徴があります。
短期間だけジェルネイルを楽しみたい人や、頻繁に色を変えたい人に向いています。
ただ、このタイプは簡単に剥がれる反面、持ちは数日程度しか期待できないため長期間ネイルを維持したい人には不向きです。
ベース&トップ兼用タイプ
最後に、ベース&トップ兼用タイプは、名前の通りベースジェルとトップジェルの役割を1本で兼ねています。
初心者や時間短縮したい方に人気がある一方、通常のベースジェルやトップジェルを個別に使ったときよりも仕上がりの持ちや美しさがやや劣る場合があります。
このため、本格的にジェルネイルを楽しみたい場合には、別々に使い分ける方が仕上がりは良くなります。
このような理由から、自分がどのような用途でジェルネイルを使いたいかによって最適なベースコートを選ぶことが大切です。
内容量と価格について
※画像はイメージです:100円ライフスタイル作成
セリアのベースジェルは、内容量が4mlで価格は税込110円です。
100円ショップならではの低価格設定でありながら、一般的なジェルネイル用品と比べて非常にコストパフォーマンスが高いことが特徴です。
実際、一般的なネイル専門店やドラッグストアで販売されているベースジェルは、1本あたり平均で5ml〜15mlほどあり、価格は約500円〜1500円ほどです。
このため、セリアのベースジェルは他のブランドの同容量製品と比較してもかなりリーズナブルであると言えます。
特に初心者や、初めてジェルネイルに挑戦する人にとって、手軽に試すことができるのは大きなメリットです。
ただし、低価格の反面、内容量が4mlと比較的少ないことも事実です。
頻繁にネイルを変える人や使用頻度が高い人は、すぐに使い切ってしまう可能性があります。
このため、コストパフォーマンスを重視するなら数本まとめ買いをするなどの工夫が必要です。
単純に価格だけを考えるのではなく、自分のネイルライフのスタイルに合わせて購入する量を調整するのがおすすめです。
固まらない原因と対処法
※画像はイメージです:100円ライフスタイル作成
原因
ジェルネイルが固まらない場合、その原因は主にライトの性能不足や照射時間の不足にあります。
ジェルネイルはLEDやUVライトを当てることによって硬化しますがセリアなどで販売されている安価なライトの場合、出力が弱かったり照射時間が短かったりすると十分に固まりません。
特に濃い色のジェルやベースジェルを厚塗りした際には、通常よりも長めにライトを当てる必要があります。
また、ベースジェルが厚すぎることも固まらない原因になります。
一度に厚塗りをすると表面だけ硬化して内部が柔らかいままとなり、最終的に浮きや剥がれの原因となります。
爪の表面に油分や水分が残っていても同様に硬化不良が起きます。
対処法
このような場合には、硬化する前に爪表面の油分や水分をしっかりと除去しておく必要があります。
さらに、ジェルネイル自体が古くなっている、または直射日光やライトの光に長時間さらされ劣化していることも硬化を妨げる要因です。
こうなるといくらライトを当てても十分に硬化しません。
これらを防ぐためには、ジェルは暗所で保管し、開封後は早めに使い切ることが重要です。
こうした原因を踏まえて、対処法としてはジェルネイルを薄く均等に塗り、硬化する時間を長めに設定するのが効果的です。
目安としてはLEDライトであれば1〜2分程度、UVライトであれば2〜3分程度が一般的です。
それでも固まらない場合には、ライト自体の性能を見直し出力の高いものに変更することをおすすめします。
ベースジェルは何回塗りするのが基本?
※画像はイメージです:100円ライフスタイル作成
ベースジェルを塗る基本は1回ですが、仕上がりや持ちを良くしたい場合には2回塗りをおすすめします。
通常、ベースジェルは爪とカラージェルの密着度を高め、持ちを良くする役割があります。
1回目の塗布
1回目の塗布で爪表面の凹凸を埋め、2回目で表面をさらに均一に整えると次に塗るカラージェルの密着性や発色がより良くなります。
例えば、爪の凹凸が気になる場合や爪が薄くて弱い方は、1回だけでは表面が滑らかにならないことがあります。
2回目を薄く重ねる
このとき、2回目を薄く重ねると爪の表面がなめらかになり、仕上がりが綺麗になります。
ただし、注意点として厚塗りしすぎると硬化が不十分になったり、ジェルが剥がれやすくなったりします。
そのため、薄く均一に塗ることが非常に重要です。
多くのセルフネイルユーザーの間でも、実際にベースジェルを2回塗りすることでネイルの持ちが格段にアップしたとの声が多く聞かれます。
ただ単に多く塗ればよいというわけではなく、しっかりとそれぞれの層を硬化させていくことがポイントです。
特に初心者の方はまず薄めに1回塗り、持ちや爪の状態に応じて2回目を塗るようにすると失敗しにくいでしょう。
セリアのベースジェルの持ちを良くするコツ
※画像はイメージです:100円ライフスタイル作成
ポイント
トップコートジェルとの違いは?
※画像はイメージです:100円ライフスタイル作成
ベースジェルとトップコートジェルはどちらもジェルネイルに欠かせないものですが、それぞれ役割が明確に異なります。
ベースジェルは爪の表面を整えてカラージェルの密着性を高めるのが主な目的です。
トップコートジェル
一方、トップコートジェルは仕上げとして使用し、ネイルのツヤを出したりジェルを保護したりする役割を果たします。
ベースジェルは爪に密着しやすいように粘度が高く、しっかりとしたテクスチャーであることが多いです。
爪とカラージェルの間に塗るため、爪への負担を軽減し、カラージェルが剥がれにくくなるよう設計されています。
反対にトップコートジェルは透明感が高くさらっとした質感で、最終的な仕上げの艶出しと耐久性を高めるために用いられます。
ノンワイプタイプ
さらに最近では「ノンワイプタイプ」と呼ばれる、仕上げ後にジェル表面の拭き取り作業が不要なタイプも人気があります。
実際にセリアのジェルネイル商品でも「ベース&トップ兼用ジェル」というものがありますがこれは塗る回数が少なく手軽な反面、
専用のベースジェルとトップコートジェルをそれぞれ単体で使う場合と比べると持ちや仕上がりがやや劣ることがあります。
このため、本格的にネイルを楽しみたい人は、専用のベースジェルとトップコートジェルを別々に使うことをおすすめします。
また、トップコートジェルにはツヤを出すタイプとツヤ消し(マット)タイプがあり、仕上がりの好みやデザインに応じて選べるのも特徴です。
ベースジェルにはこうしたバリエーションは基本的になく、あくまで下地としての機能が優先されています。
ジェルネイルのベースのはがせるタイプの特徴
※画像はイメージです:100円ライフスタイル作成
ジェルネイルの「はがせるタイプ」のベースとは、その名の通り、簡単に剥がして落とせるタイプのベースジェルです。
このタイプの最大の特徴は、ジェルネイルのオフが非常に簡単である点にあります。
通常のジェルネイルは専用のリムーバーやファイルを使用して削り落とす必要があり、初心者にとってはやや手間がかかります。
しかし、はがせるタイプはジェルネイルを楽しんだ後に、シールのように簡単に剥がしてオフできるため気軽に使えると人気です。
注意点
ただ、この便利さと引き換えに持続性はあまり高くありません。
例えば、通常のジェルネイルであれば数週間持つものが一般的ですがはがせるタイプの場合、早ければ数日で自然に剥がれてしまうことも珍しくありません。
そのため、週末やイベントなど短期間だけネイルを楽しみたい方や、頻繁にデザインや色を変えたい方に特に適しています。
一方で、剥がす際に注意が必要です。
無理に剥がすと爪表面を傷つける恐れがあります。
きれいにオフするには、爪の端からゆっくり優しく剥がすようにすると良いでしょう。
また、爪の弱い人や薄い人の場合は爪表面がダメージを受けやすいため、使用頻度を調整したり保湿ケアをしっかり行ったりする必要があります。
このような特徴を理解して、用途に合った使い方をすることが大切です。
ジェルネイルのベース&トップコートは剥がれる?
※画像はイメージです:100円ライフスタイル作成
ジェルネイルのベース&トップコートが剥がれやすいかどうかは、使用方法や商品によって異なります。
まず「ベース&トップコート」とは、ベースジェルとトップコートの機能を1本で兼ね備えた商品のことを指します。
このタイプは、手軽さや時短を求める初心者やセルフネイル派に特に人気があります。
ただ、こうした便利さの一方で、持ちが良いとは言い切れない点がデメリットです。
実際に、ベース&トップ兼用タイプは、それぞれ単体の商品を別々に使うよりも剥がれやすいという意見も多く見られます。
その主な原因としてベースジェルとトップジェルでは役割や特性が異なるため、それを一本化することで本来のジェルが持つそれぞれの機能が十分に発揮できないことが挙げられます。
特に密着力に関しては専用ベースジェルの方が強力なため、兼用タイプでは比較的早く剥がれてしまうことがあります。
剥がれにくくする工夫も可能
しかし、剥がれにくくする工夫も可能です。
例えば、爪表面の油分をしっかり除去してから塗る、薄く均一に塗布して硬化時間をしっかりと確保するなどの対策があります。
また、爪先やエッジ部分をしっかりカバーするようにジェルを塗ると、日常生活での衝撃による剥がれを抑えることができます。
したがって、ベース&トップ兼用タイプを使用する際は、こうした工夫を意識すると良いでしょう。
ベースコートとベースジェルの違いは何?
※画像はイメージです:100円ライフスタイル作成
ベースコートとベースジェルは名前が似ていますが、実際には全く異なるネイル用品です。
まずベースコートとは、一般的なマニキュア(ポリッシュタイプ)の下地として使用するものです。
速乾性があり、自然に乾くため、特別な機材やライトなどは不要です。
2月の13日にありなちゃんにもらったポリッシュ塗った上にセリアのノンワイプトップコート2度塗りしただけなのに、驚異の持ちの良さ。ベースジェルも塗ってないし、ベースがポリッシュなのになんでこんな持つんだろ🤔
普通ベースにポリッシュ(マニキュア)塗ったらすぐ取れるのに pic.twitter.com/vZeeFFIyhv— 勇気ぢん (@YUUKIalcoholic) March 5, 2025
主な役割
主な役割としては、爪表面の凹凸を整え、マニキュアの密着を良くし、色素沈着を防止する目的があります。
一方、ベースジェルはジェルネイル専用の下地であり、専用のLEDライトやUVライトを使って硬化させる必要があります。
ポリッシュタイプのベースコートとは異なり、ジェル特有の厚みがあり、持ちが良く、美しい仕上がりになります。
ベースジェルの役割は、爪表面を整えつつ、爪とジェルの密着力を高め、ジェルネイルが浮いたり剥がれたりするのを防ぐことです。
このように考えると、両者は使用するネイルの種類や目的、仕上がりの持ちが明確に異なります。
例えば、短期間だけ手軽にネイルを楽しみたい場合はベースコートを選ぶのが適していますが、
長期間持続させたり本格的なネイルアートを施したりしたい場合はベースジェルを選ぶことをおすすめします。
また、ベースジェルはオフの際にも専用のリムーバーやファイルが必要となり、手間がかかることも理解しておく必要があります。
用途やライフスタイルに合わせて使い分けることが重要です。
ジェルネイルをベースコートなしでするとどうなる?
※画像はイメージです:100円ライフスタイル作成
ジェルネイルをベースコート(ベースジェル)なしで行うと密着性が悪くなり、ネイルがすぐに剥がれたり浮いたりすることになります。
ベースジェルは爪とジェルの接着を助け、ジェルネイルが長持ちするように作られています。
そのため、ベースジェルを省略してしまうと、本来ジェルネイルが持つべき耐久性が著しく低下してしまうのです。
具体的にはベースジェルを使わない場合、ジェルネイルは数日、もしくは早ければ数時間で爪の端から浮き始めます。
すると、日常生活の中で髪や衣服に引っかかりやすくなり、不便さを感じることもあります。
爪表面の凹凸を埋める役割もベースジェルにはあるため、仕上がりの美しさも損なわれます。
つまり、ベースジェルなしでは見た目の美しさも持ちの良さも両方犠牲になってしまいます。
庶民の味方、セリアのジェルは今手元にある15本全て爪化粧料表記
カラージェルは何とか言い逃れできそうかなと思ったけど、ベースジェルもよく見たら【ベース&トップジェル】になってるからトップの名称入れてたらギリセーフなのかな😌 https://t.co/EJJ5vQn0Gw pic.twitter.com/fByBeBrdkt
— せっちゃん@インスタ60万フォロワーのシングルマザーin沖縄 (@100yenshoplove_) September 22, 2021
リスク
また、ベースジェルがないことで爪に直接カラージェルが触れるため、色素沈着が起きてしまうリスクもあります。
特に濃い色のカラージェルを使った場合、爪が黄ばんだり、色素が爪表面に浸透して取れにくくなったりすることも少なくありません。
爪が弱い方は、ジェルが直接爪に触れることでダメージを受ける恐れもあります。
もしベースジェルを塗る手間が面倒であったり時間を短縮したいという場合には、せめてベースとトップを兼用できるタイプのジェルを選ぶことをおすすめします。
いずれにしても爪の健康とネイルの仕上がりを考えると、ジェルネイルの際には必ずベースジェルを使ったほうが良いでしょう。
セリアのベースジェルの特徴とポイントまとめ
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総括
- セリアのベースジェルは税込110円で購入可能なジェルネイル用ベースジェル
- 内容量は4mlと少なめだがコスパが良い
- 爪とジェルの密着性を高める役割を持つ
- 塗りやすく初心者でも使いやすい筆を採用
- 専用ライトで硬化させて使うタイプのジェル
- 持続期間は約1〜2週間と短め
- 硬化不良の主な原因はライトの照射不足や厚塗り
- 硬化しない時はジェルを薄く塗り、照射時間を延ばすと良い
- 基本的な塗布回数は1回だが、2回塗ると持ちが向上する
- セリアのベースジェルは専用品と比べ耐久性でやや劣る
- トップコートジェルと異なり密着性重視で粘度が高め
- はがせるタイプは数日程度の持続で気軽にオフできる
- ベース&トップ兼用タイプは便利だが剥がれやすい
- 一般的なポリッシュ用ベースコートとは役割が異なる
- ベースジェルなしでジェルネイルをすると密着性が悪く浮きやすい
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