「セリアのアイプチがすごく良いらしいけれど種類が多くてどれがおすすめなの？」と売り場の前で立ち尽くしてしまった経験、ありませんか？100円ショップのコスメコーナーは年々進化していて、特にセリアの美容グッズは「本当に100円？」と疑ってしまうようなクオリティのものがたくさん並んでいますよね。
売り場に行くとピンクのパッケージが可愛いテープや強力な粘着力を謳う両面テープ、そして最近SNSで話題沸騰中のメッシュタイプや昔ながらの定番のりタイプなど選択肢があまりにも多すぎて目移りしてしまいます。「私の重たい一重まぶたにはどれが合うんだろう…」「学校や職場でバレたくないけど、どれが一番自然？」そんな悩みを抱えている方も多いはずです。
でもいざ買いに行ってみると「気に入っていた100均のアイプチはなくなった？」と不安になったり廃盤で売ってないときはどこで買えるのか、もし見つからない場合にAmazonでも買える代用品はあるのかと必死で探している方も多いのではないでしょうか。私自身も愛用していたテープが突然店頭から消えて途方に暮れた経験があります。
またこれから二重メイクを始める方にとっては毎日使い続けることで二重は何日で癖つくのか、そもそもアイプチで二重の癖はつくのか？それともまぶたが伸びてアイプチは逆効果ですか？といった将来的なまぶたへの影響に関する疑問も尽きませんよね。
今回はそんなセリアの二重グッズ事情について、長年100均コスメを研究してきた私の実体験や失敗談も交えて徹底的に解説していきます。
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この記事の内容
- セリアで販売されているアイプチやアイテープの全種類の詳細と特徴
- 自分のまぶたタイプに合った、本当にバレない商品の選び方
- セリアで見つからない時のAmazonなどでの優秀な代用候補
- 二重の癖付けに関する疑問や、まぶたを守るための肌トラブルへの注意点
- 廃盤情報の正確な確認方法や、在庫がない時の賢い対処法
セリアには「安かろう悪かろう」の常識を覆す、高機能な二重形成アイテムがたくさん揃っています。まずはどんな種類があって、自分のまぶたにはどれがシンデレラフィットするのかをじっくりチェックしていきましょう。
セリアのアイプチの種類と選び方
※画像はイメージです：100円ライフスタイル作成
100円ショップのコスメコーナーは商品の入れ替えが激しいですが、セリアは特に「デザイン性」と「機能性」へのこだわりを感じるラインナップが魅力ですよね。一重の方や奥二重の方、まぶたが薄い方から厚い方までそれぞれの悩みに特化したアイテムが展開されています。ここでは主要なカテゴリーごとにその特徴を深掘りして見ていきましょう。
おすすめの両面テープ製品
セリアの二重グッズの中で長年にわたり不動の人気を誇り、特に口コミ評価が高いのが「のびるアイテープ」シリーズです。私が一番おすすめしたいのもこのタイプです。これは医療用テープや絆創膏のような素材でできていて使用する直前に両端を持ってグイーッと伸ばしてから、まぶたに食い込ませるように貼るタイプですね。
このタイプの最大の特徴でありメリットは「まぶたが厚くて重たい一重さん」や「頑固な奥二重さん」でも、物理的な力でクッキリしたラインを作りやすいという点に尽きます。通常の貼るだけのテープだとまぶたの反発力に負けてすぐに剥がれてしまったり、二重のラインが浅くなってしまったりすることがよくあります。しかしこの「のびるアイテープ」は、伸ばしたテープが元の長さに戻ろうとする「収縮力」を利用して、皮膚を深く折り込むことができるんです。
またセリアのこのシリーズには、主に肌色の「絆創膏タイプ」と、目立ちにくい「透明タイプ」の2種類が存在することが多いです。個人的なおすすめは断然「絆創膏タイプ」です。透明タイプは一見目立たないように思えますが、光を反射してテカってしまうことがあり逆に「テープ貼ってます感」が出てしまうことも。一方、絆創膏タイプは肌の質感に近く、上からメイクをすれば驚くほど馴染みます。
のびるアイテープを上手に貼るコツ
使い方のポイントとしては、欲張って伸ばしすぎないことです。伸ばしすぎるとテープが細くなりすぎて食い込みが弱くなったり、逆にまぶたへの負担が大きくなりすぎたりします。自分の目の幅に合わせて、適切なテンション（張力）を見つけるのが成功への近道です。
のびるアイテープ（両面）が向いている人・不向きな人
【向いている人】
- まぶたの脂肪が厚く、普通のテープでは歯が立たない人
- くっきりとした深い二重ライン（食い込み）を作りたい人
- 汗や皮脂に強く、1日中強力にキープしたい人
【不向きな人】
- まぶたの皮膚が非常に薄く、強い刺激に弱い人
- 目を閉じた時の「引きつり感」がどうしても苦手な人
「両面テープ」と聞くとまぶたの皮膚同士を無理やりくっつけるイメージがあるかもしれませんが、こののびるタイプは皮膚を接着するというよりは硬い芯を作って「埋没式」に近い原理で二重を形成します。そのため瞬きをした時の違和感も、慣れてしまえばそこまで気になりません。上からラメ入りのアイシャドウやマットなブラウンシャドウを重ねればテープ独特のテカリもかなり抑えられますよ。
ピンクのテープやのりタイプ
セリアの売り場でよく見かける、ピンク色のパッケージや台紙が特徴的なシリーズも長年愛されている定番商品です。これらは主に「LJ（ルージーン）」などのブランド名で展開されていることが多く、一度は手にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
このシリーズには片面接着のアイテープや、液状の「アイプチ（のりタイプ）」など様々なバリエーションがあります。特に「のりタイプ（リキッドタイプ）」は昔ながらの手法ですが初心者さんでも直感的に使いやすく、微調整がしやすいのが最大のメリットです。まぶたに塗って半乾きになるまで待ち、付属のプッシャーでグッと押し込むだけというシンプルさなので、テープの貼り付け位置が定まらずに苦戦している不器用さんにはまさに救世主と言えるかもしれません。
のりタイプの良いところはテープのように「端っこが浮いてくる」という心配がないことです。自分のまぶたのカーブに合わせて自由に塗る範囲を調整できるので目頭だけ、あるいは目尻だけポイントで二重幅を広げたいという時にも重宝します。また失敗しても水を含ませたコットンですぐに修正できるので、朝の忙しい時間でもパニックにならずに済みます。
ピンクのパッケージ製品の選び方
テープタイプの中には、肌色に馴染みやすい「絆創膏タイプ」や、透明で目立ちにくい「クリアタイプ」、さらに幅の太い「ワイドタイプ」や細い「スリムタイプ」などがあります。
- メイク後に使うなら：アイシャドウが乗りやすい「絆創膏タイプ」
- すっぴん風メイクなら：目立ちにくい「クリアタイプ」
- まぶたが重いなら：しっかりと支えられる「ワイドタイプ」
自分のメイクスタイルやまぶたの状態に合わせて選ぶのがコツです。
ただしのりタイプにはデメリットもあります。液が乾くとテカりやすかったり、長時間使用していると糊が白く浮いてきたりすることがあります。またまぶたの皮膚同士を接着するため目を閉じた時に「半目」になりやすく、まぶたが引っ張られる感覚が苦手という声も少なくありません。まずは110円で試してみて、自分の肌に合うか使用感に耐えられるかを確認するのが一番ですね。
話題のメッシュ製品の特徴
ここ数年、SNS、特にTikTokやInstagramの美容アカウントを中心にバズり散らかしているのが「水で貼るメッシュテープ」です。セリアでもこのタイプが登場していて、入荷してもすぐに売り切れてしまうほどの人気商品になっています。「100均でこれが買えるの！？」と衝撃を受けた方も多いはずです。
このメッシュタイプの凄いところはなんといっても「圧倒的なバレにくさ」と「自然な仕上がり」です。従来のアイテープはどうしてもテープの厚みや段差、光の反射で「貼っている感」が出てしまうのが悩みでした。しかしこのメッシュテープは非常に薄い網目状の素材でできており水で濡らすと網目の隙間にある糊が溶け出し、乾くとまぶたの皮膚と完全に一体化します。
その結果、目を閉じてもテープ特有の段差がほとんどできず肌のキメに馴染んでまるで何も貼っていないかのような見た目を実現します。「アイプチしてる？」と友達に聞かれるリスクが激減するのは、本当に嬉しいポイントですよね。また接着式ではなく「被膜式（非接着式）」のように、テープでまぶたを折り込んで支えるタイプなので目を閉じても皮膚が引きつらず自然な瞬きが可能です。
項目 | メッシュタイプ | 一般的なテープタイプ |
|---|---|---|
バレにくさ | ★★★★★（最強） | ★★★☆☆ |
肌への馴染み | 非常に良い（テカらない） | 物による（テカリやすい） |
手軽さ | 水が必要で少し手間 | 貼るだけで簡単 |
水への強さ | 弱い（剥がれやすい） | 比較的強いものが多い |
メッシュテープを成功させる使い方のポイント
- 水加減が命：付属のスプレーボトルで水を吹きかけますが、ビチャビチャすぎても乾きませんし、少なすぎてもくっつきません。全体が湿る程度がベストです。
- 乾燥は絶対：まぶたに乗せた後、完全に乾くまで絶対に目を開けないでください。半乾きの状態で目を開けると、よれたり白浮きしたりする原因になります。ハンディファンなどで風を当てると早く乾きますよ。
- メイクとの相性：乾いた後に上からアイシャドウを塗ると、粉が網目に入り込んでさらに馴染みます。クリームシャドウよりパウダーシャドウの方がおすすめです。
ただし弱点もあります。水でくっつく性質上、汗や涙、雨、プールなどの「水濡れ」には非常に弱いです。大泣きしたり、汗だくになったりするとペロッと剥がれてしまう可能性があります。普段の学校や空調の効いたオフィス用としては最強クラスのバレなさですが、真夏の野外フェスや海に行く日は避けたほうが無難かもしれません。
100均のアイプチはなくなった？
「久しぶりに近所のセリアに行ったら、いつも愛用していたあのアイプチがない！」と焦って店内を何周もした経験はありませんか？ネット掲示板やSNSでも「100均のアイプチはなくなった？」「アイテープ売り場が縮小されてる…」という噂が流れることがありますが、結論から言うとアイプチというジャンル自体がなくなったわけではありません。
ただ100円ショップ業界の宿命として「商品の入れ替えサイクルが極めて早い」という事情があります。これはセリアに限ったことではありませんが特にコスメや美容小物はトレンドの移り変わりが早く、数ヶ月単位でラインナップがガラッと変わることが珍しくありません。人気商品はメーカー側で生産終了（廃盤）になったり、機能やパッケージがリニューアルされたりすることが頻繁に起こります。
例えば「以前は透明なシートだったのに、ピンクの台紙に変わっている」とか「入り数が減って、その分付属品が豪華になった」といったマイナーチェンジもよくあります。そのため「全く同じ見た目の商品」を探そうとすると「なくなった」と勘違いしてしまうことがあるのです。
在庫がない時のチェックポイント
もし店頭で見つからない場合は、以下の点を確認してみてください。
- パッケージ変更の可能性：商品名が変わっていなくても、デザインが大幅に変わっていることがあります。店員さんに聞くのが確実です。
- JANコードの活用：気に入った商品を買ったときは、パッケージ裏面のバーコード下にある13桁の数字（JANコード）をスマホで撮影しておきましょう。これがあれば、店員さんが端末で在庫状況や発注可否を即座に調べてくれます。「この写真の商品ありますか？」と聞くよりも圧倒的にスムーズです。
また店舗の規模によって品揃えが全く異なるのも100均あるあるです。大型店には全種類揃っていても、小型店では定番の2〜3種類しか置いていないということもザラにあります。「ここは置いてないけど、隣町の大型店ならあるかも」という視点を持つことも大切ですね。
廃盤品はどこで買える？
店員さんに確認しても「メーカー廃盤のため取り寄せできません」と言われてしまった場合、その絶望感は計り知れませんよね。自分のまぶたに完璧に合うアイプチを見つけるのは至難の業なので、それが手に入らなくなるのは死活問題です。もし愛用していた商品が完全に廃盤になってしまった場合、店頭で探すのは困難ですが諦める前に試してほしい方法がいくつかあります。
まず一つ目は「他の100円ショップ系列を覗いてみる」ことです。実はセリアで売られているコスメや雑貨の多くはセリアが自社製造しているわけではなく、美容雑貨メーカーが製造して卸しているものです。そのため同じメーカー（例えば「ドゥ・ベスト」や「シナップス・ジャパン」など）の商品が、キャンドゥ（Can Do）やワッツ（Watts）、時にはダイソー（DAISO）で、パッケージだけを変えてあるいはそのままの形で販売されているケースが意外と多いのです。
特に「LJ（ルージーン）」シリーズなどは、複数の100円ショップで見かけることがあります。商品裏面の「製造販売元」を確認し、そのメーカーの商品を他のチェーン店で探してみるとあっさり見つかるかもしれません。
二つ目は「フリマアプリを確認する」ことです。メルカリやPayPayフリマ、ラクマなどでその商品を検索してみてください。「廃盤になると困るから」と大量にストック買いしていた人が、使いきれずに「新品未開封」で出品していることがよくあります。また「買ってみたけど自分には合わなかった」という人が出品しているケースもあります。
ただしフリマアプリで購入する場合は注意点もあります。すでに廃盤になっている人気商品は「プレミア価格」がついていることがあり、定価110円の商品が300円〜500円、時にはそれ以上で取引されていることもあります。「どうしてもこれじゃないとダメ！」という場合の最終手段として考えておくと良いでしょう。また化粧品類は未開封でも経年劣化する可能性があるので、購入時期を確認するなど自己責任での判断が必要です。
廃盤は悲しい出来事ですが、見方を変えれば「新しい商品に挑戦するチャンス」でもあります。これを機に最新の技術が使われている新商品を試してみると、意外と「あ、こっちの方が使いやすいかも！」という嬉しい発見があるかもしれませんよ！
Amazonでも買える代用品
「近所のセリア、キャンドゥ、ダイソーを全部回ったけど全滅だった...」「仕事や学校が忙しくて、こまめにお店に行けない」という場合はAmazonや楽天市場などのネット通販で似た商品を探すのが最も賢い手です。「100均の商品をネットで買うと高いんじゃない？」と思うかもしれませんが、実はそうとも限りません。
Amazonなどで販売されているアイテープやアイプチの中には100均の商品と素材や形状が非常に似ているもの、あるいは製造元が同じOEM商品と思われるものが多数存在します。しかもネット通販の商品は「業務用」や「大容量パック」として売られていることが多く1枚あたりの単価で計算すると、100均と変わらないあるいはもっと安くなるケースさえあるのです。
セリアのタイプ | Amazonで探す時の検索ワード | Amazon代用品の特徴 |
|---|---|---|
のびるアイテープ | アイテープ 両面 埋没式二重テープ 伸びる | 粘着力が強力なものが多く、数百枚入りのロールタイプなども売っている。コスパ最強。 |
水で貼るメッシュ | メッシュ アイテープ 水二重 メッシュ バレない | 形（半月型、楕円型など）や太さのバリエーションが豊富。ピンセットとスプレーボトルがセットになっていることが多い。 |
ファイバータイプ | 二重ファイバーメザイク 類似品 | 100均よりも細くて丈夫なファイバーが見つかりやすい。切れにくい高品質なものが多い。 |
通販で買うメリットは在庫が安定していることと、口コミ（レビュー）を事前に確認できることです。「セリアの〇〇に似てます！」というレビューが書かれている商品を見つければ、ほぼ間違いなく代用品として使えます。初期投資として数百円〜千円程度かかりますが枚数が多くて長持ちしますし、何より「お店に行って売り切れていた時の徒労感」から解放されるのは大きなメリットですよね。
さてここまでは商品の選び方や入手法について詳しくお話ししてきましたが実際にアイプチを使い続けるにあたって、多くの方が心の中で抱えている「不安」や「素朴な疑問」についてもしっかりと触れておきたいと思います。
セリアのアイプチに関する疑問
※画像はイメージです：100円ライフスタイル作成
「毎日アイプチをしていて本当に大丈夫かな？」「いつか本物の二重になれる日が来るのかな？」と、鏡を見るたびに期待と不安が入り混じっている方も多いはずです。ネット上には様々な噂が飛び交っていますが、ここではよくある疑問について私の経験と一般的な知識に基づいた「正直なところ」をお話しします。
アイプチで二重の癖はつくのか
結論から言うと「癖がつく人もいれば、つかない人もいる」というのが現実であり、残酷ですが真実です。これは使っているアイプチが高いか安いか（100均かどうか）の問題ではなく、あくまで「その人のまぶたの性質」に大きく左右されます。
まぶたの皮膚が薄く脂肪が少ないタイプの人や元々うっすらとラインがある奥二重の人は、アイプチで毎日同じ位置にラインを固定し続けることで皮膚に折り目が記憶され自然と癖がついて二重になる（あるいは二重幅が広がる）ケースがあります。私自身も左目は比較的早く癖がつきましたが、右目はなかなか定着せず苦労しました。
一方でまぶたの皮膚が厚い人や眼窩脂肪（がんかしぼう）が多い「腫れぼったい一重」の人の場合、アイプチの力で一時的に折り込んでもテープを外すと皮膚の弾力でボヨンと元に戻ってしまうことが多いです。このタイプの方は単に折り目をつけるだけでなく、マッサージでむくみを取ったり年齢とともにまぶたの脂肪が減るのを待ったりする必要があるかもしれません。
セリアのアイプチが高品質だとしても、それはあくまで「一時的に二重の形を作るためのメイク道具」です。整形手術のように組織を癒着させて永続的な二重を作るものではない、ということを理解して使うことが大切です。「癖がついたらラッキー」くらいの気持ちでいる方が、精神的にも楽ですよ。
二重は何日で癖つく？
「二重は何日で癖つく？」「夏休み中に二重にしたい！」という切実な質問もよく見かけますが、これには個人差がありすぎて明確な答えはありません。早い人（まぶたが薄く、跡がつきやすい人）だと、数週間〜数ヶ月毎日続けているうちに朝起きたときもうっすら跡が残るようになることがあります。
しかし数年、あるいは10年以上続けても全く癖がつかない人もたくさんいます。むしろ焦って「早く癖をつけたい！」と思うあまり無理に幅の広い二重を作ろうとしたり、寝ている間も強力なテープを貼り続けたりするのは逆効果になることがあります。
成功率を高めるコツとしては自分の目の形に合った「無理のない自然なライン」を見つけることです。欲張って幅広平行二重を目指すのではなく、まつ毛の生え際が見える程度の奥二重風や末広型の二重を狙って癖付けをしていく方が、皮膚への負担も少なく定着する確率は高まると言われています。
アイプチは逆効果ですか？
これは非常に重要、かつ深刻なテーマですが間違った使い方を長期間続けると「逆効果」になる（余計に二重になりにくくなる）リスクがあります。特に注意してほしいのが「まぶたのたるみ」と「皮膚の硬化」です。
まぶたが伸びてしまう原因になるNG行動
- 無理やり剥がす：テープをオフする時に、水で濡らさずにベリッと無理やり引っ張って剥がす。これが一番のたるみの原因です。
- 強力すぎる接着：強力な接着剤で毎日皮膚を強く引っ張り続けることで、皮膚が伸びて余ってしまう。
- 炎症の放置：かゆみや赤み（接触性皮膚炎）があるのに使用を続け、皮膚が分厚く硬くなってしまう（苔癬化）。
まぶたの皮膚は、顔の中でも特に薄くてデリケートな部分です。ここで無理な刺激を与え続けると皮膚が防御反応で厚くなったり、伸びてたるんでしまったりします。皮膚が伸びてしまうと垂れ下がってまつ毛に被さり余計に目が小さく見えてしまうだけでなく、将来的に「眼瞼下垂（がんけんかすい）」というまぶたが上がらなくなる病気の原因になる可能性も指摘されています。
落とすときは必ず水やぬるま湯を含ませたコットンで十分にふやかしたり、ポイントメイクリムーバーやクレンジングオイルを使ったりして接着力を無効化してから優しくオフすることを心がけてくださいね。「今日は肌の調子が悪いな」「少しかゆいな」と感じたら勇気を持ってアイプチをお休みし、皮膚科に相談しましょう。まぶたの健康を守ることが、結果的に綺麗な二重への近道になります。
セリアのアイプチ活用のまとめ
※画像はイメージです：100円ライフスタイル作成
総括
今回はセリアのアイプチについておすすめの種類や選び方、廃盤時の対応、そして将来的なまぶたへの影響や注意点まで徹底的に解説しました。
セリアの二重グッズはたった110円とは思えないクオリティのものが多く、特に「のびるアイテープ」や「水で貼るメッシュテープ」は毎日のメイクの仕上がりを格段に上げてくれる優秀なパートナーです。種類が豊富なので最初はどれを選べばいいか迷うかもしれませんが、自分のまぶたの特徴（厚い・薄い・敏感など）に合わせて選べばきっと強い味方になってくれるはずです。
もし店頭でお気に入りの商品が見つからなくても、諦めないでください。店員さんにJANコードを見せて在庫確認をしたり他の100均を巡ってみたり、Amazonなどのネット通販で似た製品を探したりと打てる手はたくさんあります。
ただし一番大切なのは「あなたのまぶたの健康」です。二重になりたい一心で無理をして、肌トラブルを起こしてしまっては元も子もありません。正しい使い方と優しいオフの方法を守り、無理のない範囲で賢く100均アイテムを取り入れてくださいね。あなたの理想の目元メイクが楽しく安全にできることを心から応援しています！
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