セリアでLANケーブルって売ってる?と探している方、結構多いみたいですね。
PCやゲーム機を有線でつなぎたい時、身近な100均でサッと買えたら便利ですもんね。
私もちょうど配線を見直したくて、セリアのLANケーブル事情を詳しく調べてみたんです。
特に持ち運びに便利な巻き取り式や部屋の隅をスッキリ這わせられるフラットケーブルがあるのか、もし無いなら延長コネクタみたいな関連品で代用できるのか気になりますよね。
今のセリアはLANケーブル本体の取り扱いよりも「周辺アクセサリ」の販売が中心みたいです。
実はセリアで買うべき「お宝アイテム」や、ライバルのダイソーで買える高性能ケーブルの情報もしっかり分かったんです。
この記事ではセリアで今買えるLAN関連グッズの詳細からダイソー製品との徹底的な速度比較、そして失敗しないLANケーブルの基本的なカテゴリ規格まで掘り下げて詳しく解説していきますね。
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この記事の内容
- セリアでのLANケーブル本体の最新の販売状況
- セリアで買うべき本当に便利な関連アクセサリ(延長・整理グッズ)
- ダイソーで買える高性能LANケーブル(Cat 6)の実力
- LANケーブルの基本的な規格と家庭での正しい選び方
セリアのLANケーブルの販売状況と関連品

※画像はイメージです:100円ライフスタイル作成
まずは一番気になる「セリアにLANケーブル本体は売ってるの?」という核心の疑問から。
現在のセリアの店舗状況と、ケーブル本体の代わりに見つけた「じゃない方」の優秀な便利グッズたちを詳しく紹介しますね。
セリアにLANケーブルは売ってる?
単刀直入に言うと私が最近いくつかの店舗をリサーチした範囲では、セリアの店頭でLANケーブル本体を見かけることはほとんどなくなりました。
昔(2012年頃)は、1m、2m、3mといった標準的な長さのLANケーブルが100円(税抜)で売っていたという情報もあるんですけど、どうやら最近のセリアは戦略が変わってきたみたいですね。
今のセリアはデザイン性の高い雑貨やスマホ関連のアクセサリ(充電ケーブル、ケース、スタンドなど)はものすごく充実しています。
一方でPC用のバルク品(ケーブル本体や内部パーツなど)は、ちょっと縮小傾向にあるのかもしれません。
これはWi-Fi(無線LAN)が一般家庭に広く普及して、有線LANケーブルの需要が昔ほど高くなくなったのも影響してるのかなと思います。
その代わりセリアが力を入れているのが、後で詳しく紹介する「LANケーブル延長コネクタ」や「ケーブル整理グッズ」といった「今あるネットワーク環境をちょっと便利にする」ためのアイテムたちなんです。
巻き取り収納ケースはLANケーブルに不向き
「セリアのLANケーブルの巻き取り」で探すとリール式のケーブル本体ではなく「ケーブル巻き取り収納ケース」っていう丸いケースが出てきますよね。
私も最初「お、これにLANケーブルを収納して持ち運べたら便利そう!」って思ったんですけど…
これ、残念ながらLANケーブルには使えません!仕様がまったく合わないので注意!
商品のパッケージや仕様をよく見ると、収納できるのは「直径2.8mm以下、長さ1m以下」のケーブルと書かれています。
一方で私たちが一般的に使うLANケーブル(カテゴリ5eやカテゴリ6)って、製品にもよりますが直径がだいたい4mm〜6mmくらいあります。
つまり、太すぎてこのケースには絶対に入らないんですよね。
これは主にスマホの細い充電ケーブル(LightningケーブルやUSB Type-Cケーブル)やイヤホンケーブルをスッキリ収納するための商品みたいです。
LANケーブル用と間違って買わないように、本当に注意してくださいね。
フラットケーブルの取り扱いは?
カーペットの下やドアの薄い隙間を通して、部屋をまたいで配線するのに便利な「フラットケーブル(きしめんケーブルとも呼ばれますね)」。
これもセリアで探している人がいるみたいですが、残念ながらこれも主要な商品としては見当たりませんでした。
「フラットケーブルが欲しい」という具体的なニーズと「セリアで(安く)買いたい」という場所の希望が組み合わさって、検索キーワードになっているっていうのが実情かなと思います。
もしフラットタイプのLANケーブルが必要ならセリアではなく家電量販店のPCアクセサリコーナーやAmazonなどのオンラインストア、あるいは後述するダイソーのケーブルコーナーを探してみるのが確実な方法ですね。
LANケーブル延長コネクタはCat 5e対応
LANケーブル本体は見つかりませんでしたが、セリアで買うべき「お宝アイテム」を私は見つけました!それがこの「LANケーブル延長コネクタ」です。
「ルーターの場所を動かしたら、あとちょっとだけケーブルがPCに届けば…!」とか「模様替えしたら長さが足りなくなった!」っていう時、ありますよね。
そういう時に2本のLANケーブルをカチッと接続して延長できる中継アダプタです。
これがただの中継アダプタじゃないんです。1Gbps対応(Cat 5e)でコスパ最強!
重要なのはそのスペックです。
なんと、1Gbpsの通信速度(規格名:1000BASE-T)に対応した「カテゴリ5e (Cat 5e)」仕様なんです!
昔の100均の延長コネクタって、たまに通信速度が100Mbpsまでの古い規格(カテゴリ5)のものが混じっていたりしたんです。
それだとせっかく1Gbpsの光回線を契約していても、このコネクタが原因で速度が100Mbpsに落ちてしまう(=ボトルネックになる)可能性がありました。
でもセリアの現行品はちゃんと1Gbpsに対応してるんですね。
通販だと似たようなスペックの製品が500円以上することもあるのに、これが110円(税込)で手に入るのはめちゃくちゃコストパフォーマンス高いと思います。これは文句なしに「買い」ですね!
配線整理に便利なケーブルタグ
もうひとつ、セリアで「これは使える!」と感動したのが、ネットワーク周りのごちゃごちゃを一発で解決してくれる「ケーブルタグ」です。
ルーター周りとかテレビ裏、PCデスクの裏側ってどのケーブルがどの機器に繋がってるか分からなくなって「配線地獄」になりがちじゃないですか?いざ掃除しようと思っても、どれを抜いていいか分からなくて結局そのまま…みたいな。
このタグは110円(税込)でなんと5色×各2個(合計10個)も入っていて、タグの表面に直接「ルーター」とか「PS5」「PC」みたいに書き込めるんです。かゆい所に手が届く便利グッズ!
私が特に便利だなと思ったのが、ケーブルにくるっと巻き付けて固定するタイプなところ。
マスキングテープみたいにベタベタした粘着剤が残る心配もないし、ケーブルに変な折り癖もつかないのがすごく良いですね。
これさえ付けておけば、ルーターを再起動したい時も迷わず電源ケーブルを特定できます。
ごちゃつく配線をスッキリまとめるグッズとしては、セリアのスパイラル状ケーブルチューブなんかも配線を一本にまとめるのに便利なので合わせてチェックしてみるのもおすすめです。
セリアはやっぱり「ネットワークを新しく構築する」ことよりも「今あるネットワーク環境を整理・改善する」のが得意なんだな〜って実感します。
セリアのLANケーブル以外の選択肢と規格

※画像はイメージです:100円ライフスタイル作成
セリアでLANケーブル本体が手に入りにくいなら、どこで買うのが賢い選択なんでしょうか。
ここではもう一つの100円ショップの雄「ダイソー」の製品とそもそもLANケーブルを選ぶ時に失敗しないための基本的な知識(規格)について詳しく見ていきますね。
ダイソーのCat6ケーブルは高性能
セリアでケーブル本体が見つからない場合、私の一番のおすすめはお隣のダイソーへ行くことです。
ダイソーは110円商品だけでなく220円や330円、550円といった価格帯でより高性能な電子アクセサリをガンガン展開してるんですよね。
その中でも特に注目なのが220円(税込)で売られている「カテゴリ6 (Cat 6)」のLANケーブル(長さも3mや5mのものなどがあります)です。
「100均(とは言え220円だけど)のケーブルって、安かろう悪かろうで速度が遅いんじゃないの…?」って不安になりますけど、どうやらそれはもう過去の話みたいです。
実測900Mbps超え!家庭用最強コスパ
あるユーザーさんが実施したレビュー記事ではこのダイソーの220円Cat 6ケーブルを使って、インターネットの下り速度で929.15 Mbpsという実測値が記録されていました。
これって1Gbpsの光回線契約で「ほぼ理論値」と言っていい、とんでもないパフォーマンスです。
高価な有名メーカーのケーブルと比較しても遜色ない結果ですよね。
具体的に何ができる速度?
「900Mbps」と言われてもピンとこないかもですが、例えば…
- オンラインゲーム(FPS/格ゲー)
推奨は30Mbps〜100Mbps程度。まったく問題なく快適です。 - 4K動画ストリーミング (Netflixなど)
推奨は25Mbps程度。余裕すぎますね。 - 大容量データのダウンロード
数GBのゲームデータなども短時間で終わります。
つまり家庭で行うあらゆるインターネット利用において、十分すぎる性能だと言えます。
ダイソーのPC・スマホ関連グッズは、本当に高性能でコスパの高いアイテムが増えているのでチェックする価値アリですよ。
※上記の速度はあくまで一例です。通信速度はご利用のプロバイダー、ルーターの性能、時間帯などの環境によって大きく変動します。
ダイソーのCat8はオーバースペック
ダイソーのケーブルコーナーでもう一つやたらと目立つのが、550円(税込)で売られている「カテゴリ8 (Cat 8)」の金ピカのケーブルです。
「数字が大きいほうが絶対速い!最強じゃん!」と思って、ついこっちを選びたくなっちゃうかもですが…ちょっと待ってください!
ほとんどの一般家庭にとってCat 8は「オーバースペックの罠」です。
Cat 8っていうのは最大40Gbpsっていう「ギガ」のさらに上の「テラ」に近い超高速通信を想定した規格で、主にデータセンターとかで使われる完全なプロ仕様なんです。
私たちの家庭用のルーターやPC、ゲーム機(PS5など)のLANポートってそのほとんどが1Gbps(1000BASE-T)までしか対応していません。
(最近のハイエンドなPCやルーターで、ようやく2.5Gbpsや10Gbps対応が出てきたくらいです)
つまり道路(ケーブル)だけ40車線になっても料金所(機器のポート)が1車線しかないから、結局1車線分の速度しか出ないということなんです。
ついでに言うとCat 7やCat 8ケーブルはその性能をフルに発揮するために「アース(接地)」処理が必要な場合があり、一般家庭でそれをやらないと、かえってノイズを拾って不安定になる可能性もある…なんて話も専門家の間ではあるみたいです。
賢く選ぶなら550円のCat 8より220円のCat 6ケーブルを選ぶのが、今の一般家庭にとってはベストな正解かなと思います。
LANケーブルの速度が遅い原因とは
「最近ネットが遅いから、ケーブルを買い替えようかな」と思ってる方もいるかもしれませんね。
でもさっきのダイソーの例でも分かる通り今のCat 5e以上のまともなケーブルが物理的に断線(中で線が切れる)でもしていない限り、ケーブル自体が1Gbps回線の速度低下の原因(ボトルネック)になることは稀なんです。
速度が遅いと感じる時の主な原因は、だいたいケーブル以外にあります。
ケーブルを買いに走る前に、以下の点をチェックしてみてください。
ステップ1:まずルーターとONUを再起動
一番簡単で、一番効果が出やすいのがこれです。
ルーターやONU(壁から来てる光回線の終端装置)は、24時間365日動いている精密機械。
熱がこもったり、内部のメモリがエラーを起こしたりして不調になることがあります。
まずルーターとONUの電源ケーブルを両方ともコンセントから抜いて、5分ほど放置します。
(すぐ挿し直すより、しっかり放電させるのがコツです)
その後、①ONU → ②ルーター の順番で電源を入れ直してみてください。
(ONUが起動しきってからルーターを起動させるのがポイント)これだけで速度が劇的に改善すること結構ありますよ!
ステップ2:有線接続かWi-Fi接続かを確認
「遅い」と感じているのが、PCなのかスマホなのか。
もしスマホ(Wi-Fi接続)だけが遅いなら原因はケーブルではなくWi-Fiの電波干渉やルーターからの距離、ルーターのWi-Fi性能(古い規格など)の可能性が高いです。
ステップ3:ケーブルの状態を確認
ケーブルがドアに挟まれて潰れていたり、ペットがかじったりしてませんか?
またコネクタのツメが折れて、ポートから抜けかかっていることもあります。
物理的な破損がないか、しっかり奥まで刺さっているか確認しましょう。
ステップ4:時間帯やプロバイダーを確認
もし「夜の8時〜12時だけ極端に遅くなる」という場合はケーブルや機器ではなく、契約しているプロバイダーやお住まいの地域(マンションタイプなど)で回線が混雑している可能性が高いです。
こればかりはケーブルを替えても改善しないので、プロバイダーの乗り換えを検討する必要があるかもしれません。
速度の問題は複合的な要因が絡むため上記を試しても改善しない場合は、契約しているプロバイダーやルーターのメーカーサポートに相談してみることをおすすめします。
LANケーブル規格のカテゴリの違い
ここで、さっきから出ている「カテゴリ(Cat)」について、選び方を間違えないようにおさらいしておきますね。
LANケーブルはこの「カテゴリ」という規格で性能(=出せる速度)が明確に分かれています。
家庭で使う上で重要なのは、主に以下の3つです。
規格 (カテゴリ) | 最大通信速度 | 伝送帯域 | 推奨される用途 |
|---|---|---|---|
Cat 5 (カテゴリ5) | 100 Mbps | 100 MHz | 旧規格(光回線では遅い。絶対選ばない) |
Cat 5e (カテゴリ5e) | 1 Gbps | 100 MHz | 標準的な家庭・オフィス(1Gbps回線) |
Cat 6 (カテゴリ6) | 1 Gbps | 250 MHz | 高性能・ゲーム(1Gbps回線に最適) |
Cat 6A (カテゴリ6A) | 10 Gbps | 500 MHz | 10G回線、将来的な備え |
Cat 8 (カテゴリ8) | 40 Gbps | 2000 MHz | データセンター専用(家庭用ではない) |
Cat 5eとCat 6、どっちを選ぶべき?
この表を見ると「Cat 5e」と「Cat 6」は、最大通信速度は同じ「1Gbps」ですよね。
じゃあ何が違うのかというと「伝送帯域(MHz)」です。
これは「データの通り道の広さ(車線の多さ)」みたいなものでCat 5eが100MHzなのに対し、Cat 6は2.5倍の250MHzもあります。
速度の上限は同じ1Gbpsでも通り道が広いCat 6のほうが一度にたくさんのデータが流れても渋滞しにくく、通信が安定しやすいというメリットがあります。
価格も今はほとんど変わらないのでこれから新しく買うなら「Cat 6」を選んでおけばまず間違いない、というのが私の結論です。
セリアの延長コネクタが「Cat 5e」なのは、あくまで「延長」用だから最低限の規格をクリアしているという感じですね。
セリアのLANケーブル検索 総まとめ

※画像はイメージです:100円ライフスタイル作成
総括
さて「セリアのLANケーブル」を探してこの記事にたどり着いた方へ、今回の調査の最終的なまとめです。
ケーブル本体が欲しいならダイソー、周辺グッズが欲しいならセリア、と100円ショップを賢く使い分けるのが満足いくネットワーク環境づくりの一番のコツかなと思います!
【結論】あなたの目的別・推奨アクション
▼こういう人は「セリア」へGO!
- ケーブルが短い時
「LANケーブル延長コネクタ (Cat 5e対応)」→ 110円で1Gbps対応は高コスパ!速度低下の心配も少ないです。 - 配線を整理したい時
「ケーブルタグ (10個入り)」→ ごちゃつく配線地獄をスッキリ解消できます。 - 注意点
「ケーブル巻き取り収納ケース」はLANケーブルには使えません!
▼こういう人は「ダイソー」へGO!
- LANケーブル本体が欲しい時
「カテゴリ6 (Cat 6) LANケーブル (220円)」→ 実測900 Mbps以上!1Gbps回線をフルに活かせます。これが最適解です。 - 避けるべき選択肢
ダイソーの「カテゴリ8 (Cat 8) ケーブル (550円)」→ 一般家庭には不要なオーバースペック品です。
もし今「ネットが遅い」と感じているなら、まずはケーブルを買い替える前にルーターとONU(終端装置)の再起動を試してみてくださいね。
その上で、必要に応じてセリアの便利グッズやダイソーの高性能ケーブルを活用するのが賢いやり方だと思います!
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